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薬物不正使用問題で流通経済大学のサッカー部員5人が謝罪
スポーツ

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男子サッカー部員5人の違法薬物使用についての記者会見で陳謝する、流通経済大の片山直登学長(左から2人目)ら=3日午後、千葉県柏市

流通経済大は3日、龍ケ崎キャンパス(茨城県龍ケ崎市)を拠点に活動する男子サッカー部の部員5人が大学の調査に対し、市内の寮で違法薬物を使用したことを認めたと発表した。5人は「大麻と認識して寮内で複数回使用した」と証言しているという。県警竜ケ崎署から麻薬取締法違反の疑いで家宅捜索を受けたことも明らかにした。同部は大学の関東リーグ1部や全国大会で優勝経験のある名門。今回の不祥事を受け、大学は同部を無期限の活動停止とし、中野雄二監督も職務停止とした。 同大によると、2月上旬ごろ、部員の違法薬物使用の疑いがあるとのうわさが中野監督に寄せられ、同月24日、特定の部員の疑惑に関する具体的な情報提供が外部からあった。 情報を受け同26日、同部が購入した大麻の簡易検査器で複数部員の尿を検査し、1人から陽性反応が出た。さらに、この1人を含む部員5人が薬物の使用を認めたため、大学は同27日、同署に相談。翌28日に同法違反容疑で市内の寮2カ所3部屋の家宅捜索を受けた。大学によると、押収物はない。違法薬物の使用頻度や入手先、動機などを引き続き調べる。 部員は全249人で、5カ所の寮で生活。スタッフ3、4人で管理している。他の部員にも大学からのヒアリングを拡大し、全容を確認する。 大学は3日、千葉県柏市のホテルで記者会見を開き、幹部4人が出席した。片山直登学長は「重大な事態を招き、関係者の皆さまに深く心よりおわび申し上げる」と謝罪。警察の捜査に全面協力し、専門部会を設置して事実関係を徹底的に解明するとした。 このほか、再発防止策を速やかに策定して実行し「失われた信頼の回復に全力を尽くす」と強調。寮の管理体制を改める方針も示した。今回の違法薬物問題を巡り、県警は「捜査中」としている。 同部は1965年に創部し、関東大学リーグ2部に所属。リーグ1部優勝4回や全日本大学サッカートーナメント優勝3回、全日本大学選手権優勝2回を誇る。これまで日本代表など170人以上のプロ選手を輩出してきた。 ■中野監督 「捜査次第で辞任」 流通経済大サッカー部員の違法薬物使用の疑いを巡り、中野雄二監督(63)は3日、茨城新聞の取材に応じ「警察の捜査の結果次第で、監督を辞任することが責任の取り方だ」と進退について言及した。 簡易検査器による複数部員の尿検査に関しては「身の潔白を晴らすために(各部員の)同意の下で行った」と説明。無期限で活動を停止中の同部は、2日から予定していた宮崎キャンプを中止し、3月中の対外試合を取りやめたという。 中野監督は全日本大学サッカー連盟の理事長を務めているほか、2022年から流通経大運動部の最高責任者に当たる課外活動強化部推進室長に就いている。今後は「然るべき処分に応じ、信頼回復に努める」とした。

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